てらこや通信 平成22年1月発行

光壽無量

  平素より波多正文並びに波多正文後援会に多大なるご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。 昨年は皆様のお陰により、尼崎市会議員選挙において、議席を得られましたこと、厚くお礼申し上げます。

  今、全国的に景気低迷に陥り、政治の舵取りも決断できない右往左往する八方美人の船に乗ったような状態になっています。尼崎市におきましても財政の赤字団体へ直行しています。

  なんとか歳入を増やし歳出を削減しながら未来の尼崎を見据えつつ来るべく尼崎市に方向を照準しながら、政策の適正化を選択することを求められております。正しい予算編成によって未来が開かれて来るのです。

  私は尼崎を産業・文化・環境の都市を目指して街づくり、人づくりを進め、努力している人が報われる街にしていくよう、まい進しております。

  本年もどうぞよろしく御支援お願い申し上げます。


昨年、平成21年は激動の年でありました。 年末に、今年21年の印象に残ったこととして10個を上げてみました。

10位 皆既日食 9位 ファストファッション 
8位 石川 遼(最年少賞金王) 7位 侍ジャパンWBC連覇
6位 草食男子 5位 婚活ブーム 
4位 芸能界薬物汚染 
3位 政権交代(流行語大賞・当初支持率67.3%) 
2位 マイケルジャクソン死去(6月) 1位 新型インフルエンザ

となっていました。
  私の印象としては、選挙と凶悪事件一色の年で、唯一スポーツ界に明るいことがあったことで最悪は免れたと思っています。

  国政選挙では政権交代が行われましたが、一部のマスコミは、選挙前から一方的に政権交代を煽る報道を繰り返し、日本の今の問題点の提起や現実にあるべき将来の日本ではないと思います。
  一部の政治報道は、社会や人々を煽動する役割になりさがっているように思えます。市民・国民が真の政治感覚を持つことが、正しい日本を実現することに一番近道であることは確かです。

  民主党の現実はマニフェストとは乖離していることは言う迄には及びません。
  一方、自民党も野党になって、与党民主党に対して厳しい指摘や追窮がなく野党にあまんじ、早急に政権奪還しようという気迫が皆無であり、今後日本の政治がさらに心配であります。

  先日、テレビで小学生が事業仕分けをしていました。「日本は産業に力を入れなければならない。」そのためには、「教育に力を入れ有能な人を育てる必要がある。」と予算編成をしていました。そこでは、子ども手当とか教員免許更新制度廃止などとはほど遠い、正しい仕分けでありました。

  尼崎市におきましては、本年平成22年は市長選挙の年。 国会も平成22年度の予算大枠が民主党連立内閣によって承認されたようで、地方への影響も必然であります。
  尼崎も行政改革をしていますが、財政難であります。それも再び危機的な状況に突入して行きつつあります。負の遺産を抱え、歳入の激減は、産業の低迷、センタープール収益の98%の減少等と併せて、少子高齢化の急速な進展は、就労人口が減ったことが歳入の減少になり、そして歳出につきましては、少子高齢化により福祉の扶助費が増大することにより財政の危機に直面し、行財政改革をつづけて行くことで乗り越えられるはずが、リーマンショックによる世界的不況により、今、尼崎は再び赤字団体転落の危機に陥っています。

  尼崎市は平成22年度にはさらに厳しい内・外ともに行革が行われますが、何を削るかが大きな問題になってきます。その目標として、市単独事業の休廃止、内部管理経費の見直し、歳入確保の取組強化などがあげられています。
  単独事業については他市も行っていないのもあり、又事業の上乗せのものもあり、危機を迎えている以上、見直しすべきであり、内部経費については、期末等の本給にはまだ及んでいない削減でありますが、官民格差が広がる今日、内部改革の仕事についても見直しする抜本的な取組が必要と思われます。

  それこそ事業仕分けと仕事が出来る組織に再編し、コストの罹らない、市の課題に対して適切な事業に精査し行うことが必須となってきますが、いまだ歳入以上の事業を行い、精査力が甘い現状であります。

  私(波多正文)は、議会の一般質問(9月)の時、内部体質の改革と産業力の強化と学力向上策に特に取り組むべきことを提案し、多くの案が平成22年度に取り上げられていますが、さらに尼崎の将来を見据えて、行政に提案して行くことを努力いたします。

  あらためて、本年も尼崎の発展のため一生懸命全力で活動して行きますので宜しくお願い致します。

波多正文後援会事務所
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